2017/11/08(水) 01:31

やわらやさんの体においしい暮らし⑤2人きりのお産の幸福感&ジンジャーシロップ3段活用法

カテゴリ: 食べる
照葉樹の森を守る運動がきっかけとなり、全国に知られる有機農業の町となった宮崎県綾町。最近は子育て世代の人気移住地となったこの町で、子育てをしながらオーガニックフードのお店を運営しているちくりんが、綾町の暮らしをご紹介。自然の近くで暮らすこと、顔と顔の見える関係から生まれる何気ない日常…。何気ない毎日に暮らしの豊かさがいっぱい。

陣痛は自分で起こすもの・出産で気づいた生きることの選択


10月も後半に差し掛かった頃、第四子が産まれました。はじめての自宅出産。子どもたちも寝静まった頃に本陣痛になり、パートナーとふたりで、新しい命の誕生を味わえるとてもとても幸せなお産でした。

 

命を産みだす『お産』という作業は、人生のうちに何度できるか人によって違いますが、そう何度もできるものではありません。その出産体験が「もう二度としたくない」と思ってしまうくらい辛いものなのか、「気持ちいい、また産みたい」と感じるものなのかは、大きく違うと思います。わたしの場合は、ありがたいことに4人とも自然出産、かつ安産で迎えることができ、お産自体も気持ちよかったと感じることができています。それは第一子を出産した東京都杉並区にあるファン助産院との出会いのおかげです。

ファン助産院で学んだ一番大きなことは「すべては自分が選択する」ということです。第一子出産当時、前駆陣痛が続き、なかなか本陣痛がこない私に、「陣痛はあなたが起こすのよ」と助産師さんにいわれました。そのとき私は、あらゆることが腑に落ちた気がしたのです。一般に「助産院での出産は、その人その人に寄り添い、自分に合ったお産をすることができる」というイメージでしょうか。もちろんそうなのですが、それはつまり「自分事」として自分が責任を持つということなんだと思います。病院では通院時も赤ちゃんの経過観察や検査をするだけで、その結果に基づいて薬を出したり、出さなかったり。原因解決ではなく対処をするだけです。助産院の場合は、冷えすぎていないか、心の状態はどんなか、食生活や生活リズムはどうかなど、妊婦としての最高のコンディションになるような指導をしてくれます。お産もあくまで産むのは「私」。助産院は「助産」してくれているにすぎません。私が食べたものは、私をつくり、赤ちゃんを育てます。すべて受け身ではなく、私が選択する。人生は自分がつくりだしていくものなのだと実感します。

このことは妊婦さんだけではありません。日々の健康は、毎日の自分の小さな選択の結果。心も体も健康でいるということは、病院にお願いすることではなく、自分が何を食べ、何を身につけ、何をしているかだと思います。健康的な食べものを食べ、体が健康でも、心が活力で満ちていないならば、自分の心に自分がしっかり栄養を与えてあげていないサインかも。心の健康を誰かに依存せず、自分が自分をしっかり認めてあげて、心も体も健康的な日々を送りたいものです。

都市から地方への暮らしをシフトし、自分たちで生活をつくりだしている現在、第一子を出産した当時に気づきかけたこのことが、時間を経て、ゆっくりと板についてきたことを感じた第四子の出産でした。

 

ジンジャエール、薬膳茶、のど飴で楽しめる・ジンジャーシロップ


jinger

 

今月のレシピは、季節の変わり目の体調を崩しやすい時期にぴったりです。もともとは大人ジンジャーエールが飲みたくてつくったジンジャーシロップ。これを炭酸で割らずにお湯を注いでホットで飲むと風邪のひき初めや、ちょっと今日は寒いな~という日にぴったりです。お気に入りは、生姜チップスに熱い三年番茶を煎れて飲むこと。シナモンやクローブのエキゾチックな深みと、生姜のぽかぽか効果で薬膳茶に早変わりします! 残りの生姜は乾燥させてチップスにすれば、喉飴代わりになりますよ。

 

[材料]
生姜、500g
黒糖300g
水500ml
シナモンスティック2本
クローブ5~6個
八角5~6個
レモン果汁大さじ1
唐辛子2本

[つくり方」
生姜をスライスする。
生姜に砂糖をまぶして水気が出るまで2~3時間ほど放置する。
レモン果汁以外を入れ沸騰しない程度で20分~30分煮詰める。
火を止めてレモン果汁を加えてひと煮立ちさせる。
濾して瓶につめて保管。

生姜チップスは残った生姜を並べて乾燥させるだけ。シロップもチップスも冷蔵庫で保管すれば1カ月以上もつので重宝します! 生姜のパワーをいただいて、寒い季節を元気に乗り切りましょう。

 

この記事は 116 回読まれました 最終修正日 2018/04/06(金) 11:23
澤田佳子 さわだけいこ Kco Sawada

ローカルメディア3代表・編集長。コミュニティ×循環型の暮らしを求めて関東から九州へ。九州のローカルネットワークをつなぎながら、固定概念を超えた新たな選択肢「次の暮らし」が生み出す世界の実現に向かう。


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